「ただいまー。トマトが安かったの。」
「おかえり。キーが来てるよ。」
「トマトちょっと持ってかない?」
「うちも箱で買ったばっかだよ。」
「プーと二人で食べきれるかな…。」
「冷凍してみる?」
「冷凍したら、フードプロセッサーにかけて炭酸水で割ってみたら?」
「良いね。今炭酸水に凝ってるんだー。」
「あ、前考えたレシピみたいに、梅を加えたら面白いかもね。」
「梅まつりで…
みさと梅まつりで買ってきた練り梅をキーにあげました。
「売店に練り梅とトマトが合うって書いてあったのね。それで最近梅トマトのっけごはんやってるんだ。」
「それなら、おかかを足したら良さそうだね。」
「あ、その方がおいしそう。今度やってみるよ。」
「海苔巻きにしても良いかもね。」
「トマトのお寿司かあ。今作ってみない?」
早速酢飯の準備を始めました。
「今のうちに…
ミーはスーパーで半額のカキを見つけました。
(わーい。カキ釜飯作ろう。)
帰ってすぐにだしパックでだしを取って冷まし、浸水させてから炊きました。
「あ、ごはんに芯がある。」
ちゃんと沸騰したのを確認できてなかったようでした。
(これ捨てるしかないのかな…。)
ちょっとキーに電話してみました。
「熱湯を適量注いで、レンジで3分。数分蒸らせば食べれる…
「強火で沸騰させるの。」
お釜を強火にかけると、5分くらいで蓋がずれる音がして沸騰してきました。
「蓋をおもしで押さえなきゃ。」
「この砥石使って。」
中火にして砥石を蓋に乗せました。
「良い香りしてきたねー。」
5分経ったら弱火にしました。
「弱火で15分ね。」
弱火が消えないように見守っていました。
「蒸らし10分。」
「もう食べち…
「でも、ガスでご飯ってどうやって炊くんだったっけ?」
グゥ~
ミーのお腹が鳴りました。
「じゃあ今から一緒に作ってみる?」
「うん。材料あるかな?」
結局イカの缶詰でイカ釜飯を作ることにしました。
「イカ缶の汁が80gだから、水を80cc減らして…。」
「1合に200cc?」
「そう。それで冬だから1時間浸水するの。」
「えー、そんなに!」
「…じゃあ…