りっしゅんさんぽ~良いことあるかな?

やっとのことで忠敬橋までたどり着きました。 「舟めぐりの前にトイレ行っておこうよ。」 「そうね。」 忠敬橋から少しジャージャー橋の方へ行くと、舟めぐりの受付がありました。 「すみません、この辺にトイレありますか?」 「伊能忠敬記念館の奥。すぐだよ。」 受付の人が教えてくれたところは、のれんの素敵な和風の公衆トイレでした。 「建物は和風なのに、便器は洋式で…

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りっしゅんさんぽ~川辺でアイス

ポカポカしている中、小野川辺のベンチでアイスを頂きました。 「おいしい。ピーナッツの小さい粒が見えるわね。」 「アイスミルクにピーナッツが加わることで程良いボリューム感。はちみつが美味しさにダメ押ししてるね。」 「…。」 川の向こうには佐原に1軒だけ残っているお醤油屋さん「正上」があるのですが、目の前に橋がないのでぐるっと回りました。 アイスで冷えた体がお散歩で温まりま…

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りっしゅんさんぽ~珍しいお雛さま

木の下旅館の少し先にある町並み観光案内処にやってきたのは1時半頃でした。 中には明治中期の3段飾りのお雛さまと、掛け軸のお雛さまがあります。 「これも良いね。屏風も綺麗で。」 「掛け軸に刺してあるお雛さまは、佐原でもここだけなんですよ。」 「珍しいんだ。あ、落花生アイスありますか?」 外のポスターで知ったアイスで仲直りできたらなと。 「今コーンのがなくて、カップな…

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りっしゅんさんぽ~一番古い旅館

しばらく無言でお散歩して、線路近くの道から小野川沿いに出ました。 「川沿いは風情があるわね。」 「…去年見れなかった町並み観光中央案内処を見ようか。」 「そうね。手前の酒屋さんにもお雛様あるみたいよ。」 上州屋酒店に入りました。 「これは33年前のお雛さまでね、部品がないのもあって…。扇のところに段ボールを使ってるんですよ。」 「大事になさってるんですね。」 …

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りっしゅんさんぽ~断絶

引き続き山田屋呉服店内。 「お得なお知らせなどお送りしましょうか?」 「お願いします。」 「…。」 ミーは連絡先を書いて会計を済ませました。 山田屋呉服店を出て数歩歩くと…。 「バカ。」 ペチッ。エルがミーに平手打ち。 「ど、どうしたの?」 「もう30分も経ったわよ。」 「え?そんなに!」 「おまけに連絡先まで書いて。」 「…。」 「みんな待…

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