「お義母様とマカコさんが預かってる釣書と写真をスキャンしてきたの。」
「ありがとう。」
「ちょっと目を通してくれたら後で色々紹介するわ。」
「すっかりお節介おばさんだねえ。」
「混んでなかったら二手に分かれましょ。」
元日朝のデニーズには先客がちらほら。
(わあ!34℃しかない!)
エルとキーは先に客席へ。
(あったかあい・・・)
だんだん指がしびれ…
次の日太宰府天満宮の飛梅が5輪咲き。
「すげー!」
「ミドリちゃんのお祈りが届いたな〜。」
「違うからー!」
「Go Toで行かなくていいの?」
「今はなー。」
「いつかみんなで行くか〜?」
「高いわよ。」
「それくらい親孝行せんとなー。」
「いいから貯金しなさい。」
ミドリの家もこたつを出しました。
明日はプロローグです。
「わーい、今回減点なしだー!」
「無人の神社回っただけだからなー。」
「前にもパーフェクト回があったわよね?」
「あじさい公園行った時か。」
「店に寄らないとなー。」
「理想的なSDみさんぽって消費活動につながらないのかしら?」
「電動自転車買ったからー!」
「そうだったわね。」
「それでさ、サイクリングを自転車さんぽって言うことにしない?」
「こじつけだろー!」
「…
境内を観察。
「ここの石碑みたいのは小さいね。」
「清水神社、昭和5年中興開山だってー。」
「中興ってなんだっけ?」
「盛り返すことよ。」
「あ!下のはもっと昔の清水神社の扁額かあ。」
「でも盛り下がっちゃったなー。」
「こうしてお祀りしてあるんだから・・・。」
「こっちもお参りするかー。」
パンパン
「こっちもこっちも。」
「「神明宮」って何かしら…
「小さい天神様だけど、さっきより小鳥がいるなあ。」
「あの大木に集まってるのね。」
「思ってたより立派だなー。」
「この前撫で牛があった所よりは広いわね。」
「地図に載ってないって言ってたけど、グーグルマップにはあったよ。」
道の端に自転車を停め。
「やっぱ鈴緒あっただろがー。」
「わあ!張り切って鳴らすね。」
「張り切るなー。3回までなー。」
順番にお賽銭…