満腹になって、コニーは寝落ちして。
「あ、毛布、毛布。」
「私も丸太のように眠りたいわ。」
「特に予定がなければさあ、仮眠してけばさあ。」
「喉が渇くな。」
「あ、お茶、お茶。」
「日本酒に合いそうだ。」
「お茶にも合うわ。」
「そうそう!」
「一人で飲む気?」
「わかったよ。」
残り汁は後で炊き込みご飯にしました。
明日も年末の様子です。
カマ骨を解体します。
「出刃包丁でも歯が立たないなあ。」
「力任せじゃダメだな。」
骨を探りながらバラしていくクー。
「エキスパート!」
「グルメ漫画をねえ、読み込んでるからねえ。」
キッコーマンのすき焼き割り下で作って、二手に別れて葱鮪鍋。
「うっまー!」
「脂のボリュームと旨みのお陰でただの煮物とは段違いの美味しさね!」
「下仁田のネギはなかった…
「ミニねぎトロ丼も作んなきゃねえ。」
「私の分は少なめでいいのよ。」
「私にちょうだい、チリ。」
「はいはい、じゃあ、この骨舐めたい人〜?舐めたい人〜?」
「HAHAHAHA!」
「こっそり向こうで舐めて来てくれないかな、ミー。」
「動画撮っていい?」
「動画デビューはねえ、ちょっとねえ。」
カマは何だか傷みやすい部位だったようで、真っ先に舐めた骨が、生では一番美味し…
せっかくなのでチリとコニーも葱鮪鍋を食べに来ました。
「ええっと、まずは、ご飯炊いてる間に生食部をこそげ取って…」
「動画撮っていい?」
「手元だけね、手元だけね。」
ガリ、ガリ、ガリ、
「スプーンを使うのね。」
「あ、リーさん、やってみますかあ?」
「はい!」
ガリガリガリガリ…
「Wow!」
「早い早い!」
2kgぐらい(?)のカマから、…
カマをビニール袋に入れてもらってレジで会計を済ませて。
「HAHAHAHA!」
「すごい!」
「なんのかんの言ってヤルじゃない、ミー。」
「もうちょっと安く落とせたかなあ?」
「それだとセリ合いになるかもな。」
以前ジャパンミートで買った保冷バッグにカマがすっぽり納まります。
「焼くの?」
「刺身と鍋、刺身と鍋!」
「ねぎま鍋やってみたいやってみたいって言っ…