わーっ!わーっ!
「バイキング盛り上がってるねえ。」
「パスポート最終日に当たって我々も…」
「ヤダ!ヤダ!ヤダ!」
「ところで、ミー。」
「ん?」
「その怖がりでゴジラ・ザ・ライドに挑戦とは、みさんぽに賭ける熱意に脱帽ではないかしら?」
「えっ!?怖いやつだったっけ?」
「大迫力と評判ではなかったかしら?」
12:41、富士見展望塔のりばへ。
明…
展望塔へ、裏道さんぽ。
「恨み、血、散歩…」
「突然どうしたのかしら!?」
「ハロウィンムードかなあ?」
「ここ西武園ゆうえんちでもコラボイベント開催中ではなかったかしら?」
「あ!」
「あら、祠に招き猫ではないかしら?」
「ハロウィンのなんかかなあ?」
「何らかのアトラクションで使われていたのではないかしら?」
「代表のひとりが招きねこカードを賽銭箱に差し込ん…
「暑さと疲労で朦朧とは言っても、階段で上るよりは楽だったのではないかしら?」
「あ、そっかそっか!」
「こちらの裏道かバラエン横の道を通ることで階段を回避することができるのではないかしら?」
「あ、そっかあ!」
小広場を抜けて行きます。
「富士見展望塔がランドマークとして導いてくれるのではないかしら?」
「そっかあ。」
カシャ
「乗り場がてっぺんに居てくれ…
「もうすぐねえ、ピークみたいだねえ。」
「小さな達成感によって自己肯定感もアップして行くのではないかしら?」
ギーッ ギーッ…
「あら、キリギリスではないかしら?」
「自己肯定感って言うよりさあ。」
「あら、何かしら?」
「無我かなあ?」
「あら、それは素晴らしいのではないかしら?」
「暑さと疲れでさあ、ぼんやりしてきてさあ。」
「無我ではなくて朦朧なのではない…
「かなりさあ、理想のお散歩道でさあ。」
「青紅葉が可愛らしいのではないかしら?」
「チリさあ。」
「あら、何かしら?」
「私がさあ、無重力リュックで来るって言ったらさあ。」
「お気楽な既婚者故の無頓着なのではないかしら?お揃のリュックでランデヴー…」
「ゴメン、ゴメン!」
「でも使い心地はどうかしら?」
「やっぱフワッと軽くてさあ!ちょっと背中は熱いかなあ?」
…




